正月堂 修正会

火と水の荒行・達陀(だったん)行法など、
奈良朝時代の古蜜教の行法を伝える県下唯一の古儀式

遠い昔から伊賀路に春を呼ぶ行事として親しまれてきた正月堂の修正会。 例年2月11日(建国記念日)と12日に執り行われるこの祭りは、古来から、厄除け大餅式と呼ばれています。

正月堂は天平勝宝4年の創始以来、1250年余を迎えています。また奈良東大寺とはその広大な杣地や荘園に関して、古くから交流関係を持っています。

古式大餅搗き行事

2月9日の正午頃、頭屋の家で行われます。元頭村では古式の千本杵で搗いています。

献餅練り込み

2月11日(建国記念日)午後2時頃から(午後4時まで)、各頭屋から種々の珍奇な献供物や5枚の大餅を担いだ行列があります。 子供節句之頭は、午後1時30分に献納します。

正月おこない行法

2月12日、午後1時から(午後2時30分まで)、火と水の荒行・達陀(だったん)や乱声、 五体投地礼拝の珍しい古儀式を執り行います。

infomation

開催日(月)
令和5(2023)年2月11日(土・祝)・12日(日)
会場
観菩提寺 正月堂
住所
三重県伊賀市島ヶ原1349
お問い合わせ
観菩提寺 正月堂
TEL:0595-59-2009
(社務所TEL:0595-59-3080)
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